メルキアデス・エストラーダ3度の埋葬

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トミー・リー・ジョーンズ監督・主演作品。脚本は「バベル」ギジェルモ・アリアガでさすがに面白い。前半は時系列をわざとバラバラにしているのだけど、これはサービス(笑)でしょうね。

トミー・リー・ジョーンズの友人で、途中から死体になったメルキアデス、死体を埋めに行くお供をさせられる国境警備隊の青年がいい味を出している。後者の青年は自業自得とはいえ、かなりひどい目に合うわけだけど、途中から生き生きとしてくるのがおかしい。

何もない殺伐としたテキサス→メキシコの風景のなかに、妙に美しいシーンが挟み込まれていたのが印象的でした。