ブロークバック・マウンテン

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愛とか恋とか精神的な部分(というより理性)ではわかるのだけど、どうも肉体的な部分への感情(えーと、肉欲?愛欲?)へ繋がっていかないタイプで、よくわかんない…(爆)。家の前で…そこ我慢できんのか?とか、もうちょっと上手く嘘をつけないのか?とか、ちょっと笑ってしまったのはいいのか悪いのか。

離れている時間がだんだん長くなっていって、別々の道を歩いているときに、想いばかりが大きくなっていって、すっきりとうまくいかない感じなのがよかった。頭ではこちらも、ふたりでどこかでひっそりと暮らせばいいじゃん!とか思うのだけど、社会的にゲイが認められていないからとか、そういう理由だけで上手くいかないわけでもないと思うんだな。

お互い妻子を持った後、片方はなんとなく上手くやって、もう片方はなんだかうまく行かなくて。でもそういうのとは関係なく、山はただ美しくそこにあるばかり。最後のエピソードが少女マンガみたいで、男の人のごつさとピュアな部分のアンバランスさにやっぱり笑ってしまうのだけど、そういうのがよいのだな、と思う。