呉清源〜極みの棋譜

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呉清源を演じるチャン・チェンは美しさと白痴的なところが共存していて、面白い役者だなと思う。横顔はきれいなんだけど、どこ見てるのかな〜？なに考えているのかな〜？という感じです。そういうチャン・チェンがよかった作品だと思います。映像もきれいで、最後まで飽きずに見られました。

ただ作品としては、棋士としての呉清源の物語だと思っていたのですが（昭和最強の棋士ですもん）、メインは彼の私人としての姿を追っているようでした。新興宗教にはまり、囲碁界を抜け出したりもするのですが、ぼうっとした感じで流されてゆき、それが何となくリアルでもあり。要は彼は孤独で、かつ囲碁が強すぎたのではないかと思いました。そゆ説明はなかったですが。しかし囲碁を打つシーンがあまりにすくなかったのには、正直がっかりです！（サブタイトル「極みの棋譜」、そのココロはー？）

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