プライドと偏見

最新のキーラ・ナイトレイ版。ナイトレイがはまり役で、美しい。なんとも言えない魅力があって、すごい女優だわ…と思いました。一方、姉やその恋人、物語を引っ掻き回すウィッカム氏などはもう少し美しい役者でもよかったのでは。。
原作は長めで、ベネット家の家族模様(お父さんと姉2人以外が皆意地汚い)が執拗に描かれている。愛する女性の家族があまりにも意地汚いので、ダーシー氏は苦悩することになるのだが、映画ではさらっとしている。これを味わうには連続ドラマなどの方が合っている気がする。雰囲気は出ていたけれど、いかんせん時間が足りないので仕方がない。ダーシー氏はあっという間に陥落。もうちょっと強面でもよさそう。

ところで、このDVD、おまけがたっぷり載っていて楽しい。アメリカ版のエンディングシーンまで付いている。これがもし、日本版のエンディングシーンであったら激怒するところだが、アメリカ版ということでネタなのか、完ぺきにおちょくっている。

原作はとても楽しい作品。200年前のラブコメである。オススメします。

プライドと偏見 [DVD]

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自負と偏見 (新潮文庫)

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