メゾン・ド・ヒミコ
http://himiko-movie.com/
この監督・脚本家コンビのジョゼがたいへん気に入らなくてずっと敬遠していたのだけど、思いがけずとてもよい作品でした。観終わって長い雨が上がったような、楽しく晴れやかな気持ちになって、劇中の柴咲コウのラストみたいに、なんだかこちらまでうきうきしてしまうのでした。
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/03/03
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個人的に好きなのは、沙織(柴咲コウ)が楽しそうにコスプレ&ダンスをするシーン。そうか!そんなに楽しいのか!となんだか羨ましく。鬱屈していた彼女が怒りをぶちまけたあと、どんどん解放されているのが、観ていてまぶしく、とても心地がよいのでした。それからその変心、意味不明!(笑)と思いつつ、オダギリジョーに脅された後に、いきなり大人の表情になる少年が可愛くて、不思議な楽しいエピソードでした。