ラースと、その彼女

のどかな田舎町に住む極端にシャイな青年ラースがある日連れてきた彼女、ビアンカ。彼女っていうのはリアルドールなんだけれども、ラースはちょっと頭がおかしくなってしまっていて、ビアンカを嬉々として普通の彼女として皆に紹介してしまうので、周りの人間は大困惑。そりゃそーだ。

でもそこからの展開が予想外ですごかった。周りの人間の理解力がすごすぎてある意味ファンタジーになってしまっているけれど、ちょっと驚きだったのは、ファンタジーの源泉がそこに在ったこと。いい話に感動したというよりは、想像力と理解力と愛情と、苦しみと。そういうものがゆるやかに描かれていて、すごく素敵な作品だった。オススメ。
http://lars-movie.com/

↓メモ↓
南極料理人
僕らのミライへ逆回転