鴨川ホルモー
小説を読んで、鬼合戦の映像が見たくなって借りてきた。ジャケットを見て…うーむ、と思ったものの、思っていたよりは悪くなかった。京都の大学生たちが、鬼(式神)を使って、バトルを繰り広げる青春作品。使い手の個性と力量に見合った鬼たちなんだな。見慣れてくるとあれはあれで結構かわいい。
凡ちゃんというダサい女の子は栗山千明が演じていて、それはないだろ!と思ったけど、さすがあれはあれでなんかいい感じ。ただしラストで普通の格好に変わるのはやりすぎでしょう(なんか現実に引き戻された…)。まあ…原作でもそこは気に入らないところ。別にちょんまげだって凡ちゃん眼鏡だっていいじゃんよう。。
付け加えられた女同士の戦いがある意味ハイライトだったように思う。芦名星もえ…と思ったけどあれはあれで。すごい下手でびっくりするけど。主人公のライバルの芦屋、先輩のスガ氏はちょっといまいちだったなあ。
作品としては原作ありきで、もうちょっと面白くできたかなーとは思うのだけど、意外と役者さんたちが熱演していて楽しめた。鬼に指令を出すのに鬼語(振り付き)で指示するのだけど、あれは実写で見たほうが面白い。鹿男みたいにドラマでやらないかなあー。
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