DVD篇 9月に観たもの

マイケル・コリンズ
コリンズはアイルランド独立運動を指揮した指導者だが、現代のテロリズムの組織化された手法を確立した人物とも言われているそうだ。圧倒的名軍隊を有していたイギリスに、大きな譲歩をさせた。31歳という若さで暗殺された。この後も長く続いた内乱を思うと、もし彼が生きていたらと思わずにはいられない。理念だけでなく、現実的な実行力を持ち合わせた人物だ。

映画ではリーアム・ニーソンがコリンズを演じ、魅力的だ。
(ウィキペディア)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%BA_(%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6)

パブリック・エネミーズ
実在した銀行強盗、ジョン・デリンジャーとFBIの攻防を描いたもの。ジョニー・デップマリオン・コティヤールが華やか。そして彼らを追い詰めるクリスチャン・ベールが地味にいい仕事をしています。

この時代のギャングの逃走劇を描いた映画はいくつかあるけれど、FBI側からも描いているのが面白いと思う。デリンジャーを追い詰めるために、FBIの捜査がどんどん緻密になっていき、逆にデリンジャーはかっこいいんだけれども、時代から取り残されていくのが対照的で痛々しい。

■フィッシュ・ストーリー
森山未来のアクションが素晴らしい。でも他はテンポがゆるすぎて、どこに照準を当てればいいのかわからないうちに終わってしまった。

ハリー・ポッターと死の秘宝 part1

ハングオーバー
ハングオーバー=二日酔い、という言葉を覚えました。
特に大笑いするわけでないのだけど、記憶が飛んだ一晩の出来事の写真が最後に流れて、『あーはいはいはい(苦笑)』、の最後のところがいいんだな、これが。記憶が飛んで、写真だけ、というのがすごいいいです。あ、2回言っちゃった。