2月に観た映画

■永遠の僕たち
ガス・ヴァン・サント監督、出演にヘンリー・ホッパー、ミア・ワシコウスカ加瀬亮
ストーリーはいわゆる難病ものラブストーリーなんだけど、さわやかで、さらりとした青春映画として観れる。

ヘンリー・ホッパーがいちいちデニス・ホッパーに似てて、それがすこく癒されるんですけど!
彼もお父さん同様かわいらしい役者で、彼を観ているだけで楽しかった。

おしゃれ系映画としても、自分が二十歳前後だったらもっと楽しめただろうなと思う。けど、今となっては(今の自分の状況では)、そんな場合じゃない!というのが正直なところ。。もう一回りして、もう少し年を取ってたら、それはまた別の感覚で楽しめそうな作品。でも観てよかったとは思ってます。


■TIME/タイム
監督アンドリュー・ニコルの『ガタカ』『トゥルーマン・ショー』が好きで、期待しちゃいけないと思いつつ、期待しちゃいながら鑑賞。物語の導入部は期待に違わず面白かった! お金=命、なわけだけど、腕を重ねるだけで時間の授受ができたり、25歳から成長しないとか、時間の電池みたいなのはどうゆう仕組みか!とか、気になる設定満載ではあるんだけど、その辺は流せる範囲。

貧しい青年が大金(時間)をもらって富裕層にもぐりこんでからが面白くなるところなはずだったんだけど、彼の選択は銀行(時間)強盗をして、金(時間)を貧しい人へばらまくというもの。ええ〜。しょぼっ。しょぼすぎです。キリアン・マーフィの無駄遣いです! 結果、ヒロインのアマンダ・セイフライドかわいかったね、というぐらいしか印象が残らない。かわいかったんだけど、黒髪のおかっぱはもう定番になりすぎて、もういいやという感じ。もはや誰もレオンのマチルダには勝てないんだし(笑)

ちなみに走ったことがないと思われるヒロインが、厚底ハイヒールで全力疾走の謎。もう走れない〜と駄々こねたらよかったのに。アマンダはヒールで走る特訓をしたんだそうです。


ドラゴンタトゥーの女
予告編がめちゃかっこよかったので、デビット・フィンチャー版から鑑賞。このあとスウェーデン版→原作に進む予定。オープニングが無駄にカッコイイ(笑)

評判どおり、ルーニー・マーラのリスベットが可愛らしい。スウェーデン版(鑑賞済み)より感情の強弱が大きいのと、すっきりとして清楚な印象も。ちょっと守ってあげたい感じ。

作品としては、リスベットと保護司のパートがハイライトになってしまって、重要なシーンではあるのだけど、そのあとの展開はおまけみたいな感じも。

原作はまだ読んでないけど、間違いなく原作が一番面白いんだろうなと思いました。個人的にはアメリカ版よりスウェーデン版の方が役者も作品としても好み。