2008-01-01から1年間の記事一覧

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

DVD

もはや、原作なしでは成り立たないのだなあと、しみじみしました。それでも前作「炎のゴブレット」で持ち直した感があったけれど(エピソードの取捨選択が非常にドライだったけれど、ストーリーを落とさず、かつ臨場感がありました)、今回はもうボロボロじ…

ノーカントリー

http://www.nocountry.jp/ これまた、日本ではヒットしないわ…という感想。90年代だったらいざしらず、今の行き詰った世界情勢の疲労感に追い討ちをかけるような切ない作品だ。映画の原題は「NO COUNTRY FOR OLD MEN」。ちゃんと書かないと意味が通じない。…

モンゴル

http://www.mongol-movie.jp/ 舞台はモンゴル、役者も皆東洋人だが、どこか西洋の香り漂う作品だ。「ラスト・サムライ」のように、中国大陸の覇者チンギス・ハーンへの憧憬を基にした、ファンタジーといってもいい。正確にはチンギス・ハーンの物語ではない…

パリ、ジュテーム

DVD

http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=7737 パリを舞台にした18人の監督による、5分間の愛のオムニバスストーリー。微妙に怪しい予告だったもんで、観に行かなかったのだけど、思いがけず面白い作品でした。最近オムニバスが流行ってい…

 メゾン・ド・ヒミコ

http://himiko-movie.com/ この監督・脚本家コンビのジョゼがたいへん気に入らなくてずっと敬遠していたのだけど、思いがけずとてもよい作品でした。観終わって長い雨が上がったような、楽しく晴れやかな気持ちになって、劇中の柴咲コウのラストみたいに、な…

ライラの冒険 黄金の羅針盤

http://lyra.gyao.jp/ 原作既読の身としては、やっぱり面白かったです。ストーリーを落とすことなくしかし超特急で駆け抜けてました。映画は渋くファンタジーにしては地味な印象、よく言えば品のある雰囲気の作品でした。とくにラストの夜の暗やみのなかでの…

キンキー・ブーツ

DVD

http://www.movies.co.jp/kinkyboots/ 「フル・モンティ」「リトル・ダンサー」などと似た感じのイギリス映画。この二つは別格かとは思うけれど、イギリスはこういうのが上手いです。楽しく温かく、ちょっとほっとします。役者も野暮ったいけど笑顔がコロコ…

憑神

DVD

可も不可もなくとか、つまらないとかでもなく、何だか何もない映画だった。 夏木マリ、佐々木蔵之助、香川照之あたりは相変わらず素敵だった。けれど、妻夫木君だけがノリが違うので、違和感を覚えるのだな。ラストとかほんとどうでもよい。憑神 [DVD]出版社…

 パフューム

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実は結構重厚さを期待していたのだけど、思ったよりポップだった。ゴミ溜めのような場所から華やかな香りの世界へ。汚いシーンはかなり迫力があったけれど、主人公の苦悩も香りの甘美さの演出もまだまだ足りないと思う。こちらは匂いを嗅ぐことはできないの…

 ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド 

DVD

http://brothers-head.com/ 面白かったです。結合双生児のロックアーティストを追ったドキュメンタリー…(むにゃむにゃ)。 映像作家にしろ小説家にしろ、こういうのは一度やってみたいのでしょうね。音楽と歌詞もよくて、また墜ちていくふたりが美しくメラ…

いのちの食べ方

http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/ 食の安全が話題になっている昨今、非常にタイムリーで興味深く観ました。説明はなく映像だけで展開する様々な酪農業の現場。生き物の野菜も、システマティックにこなされ、ベルトコンベアで運ばれてゆきます。傍らで…

ラスト、コーション 色|戒

http://www.wisepolicy.com/lust_caution/ 日本占領下の上海を舞台に、命を狙う者と狙われる者の禁断の愛を描いた物語。物語は非常にシンプルで、監督アン・リーの作品らしく大味で大胆、役者の存在感を生々しく引き出していていた。主演のタン・ウェイは垢…

 善き人のためのソナタ

DVD

http://www.albatros-film.com/movie/yokihito/ 舞台は東西冷戦下、ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツ。壁崩壊(1989年11月)のニュースの記憶はおぼろげにあるものの、その前後の意味もわからない子どもだった。あれからまだ19年。劇作家ドライマンはちょっと…

 エビボクサー/13ザメッティ

DVD

 プルートで朝食を

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可哀想というより、辛いなあと思いながら鑑賞。捨て子であることとか、性同一性障害のこととか、アイルランド紛争とか、これでもかというくらいの試練を背負っているのだけど、そのことをわたしたちが普通に人間関係で悩むくらいの感じで、軽やかに進んでい…

 スパイダーマン3

DVD

相変わらず主人公がセコいのがいいですね。安定して面白いし。マグワイアは苦手なんですけど、このキャラはわりと好きかも。でもなんか、ワンもツーもスリーもどれがどれだか全部同じに思えます。。スパイダーマンTM3 デラックス・コレクターズ・エディショ…

プラダを着た悪魔

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椿三十郎

DVD

 俺たちフィギュアスケーター

http://oretachi.gyao.jp/ おくればせながら、明けましておめでとうございます。一番最初のデザインが好きだったのですが、戻せなくなってしまったので(涙)しばらくはこれで。 今年初映画館。大いに笑い、新年にふさわしいのではないでしょうか。ただし徹…

 ユメ十夜

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わりと面白かったです。さすがに10人も監督がいるとそれぞれ個性豊かで、かつ原作があるのでまとまりも悪くなく。中学のときに読書感想文を書いたものの、ほとんど覚えていなかったので、直後に読み返してみたら映画の方も、原作の方も、印象が変わりました…

 こわれゆく世界の中で

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http://www.movies.co.jp/breakingandentering/ 鑑賞後には雰囲気は伝わるものの、邦題がひどいと思う。原題は「BREAKING AND ENTERING=家宅侵入」。母親が借りてきてくれて、久々に大好きなロビン・ライト・ペンと遭遇。相変わらず素敵だ。監督は「イング…

 Mr.インクレディブル

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ラストの戦闘シーンがめちゃくちゃよかった! 正直Mr.インクレディブルの話はどうでもよくて(途中ちょっと飽きちゃった…)、家族が出てきてからが俄然面白いです。奥さんと娘さんのキャラが面白い。ていうか、奥さんすごすぎ。。吹き替えで見たのですが、黒…

 マリー・アントワネット

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例のスニーカーはかなりわかりやすかったな。 普通の女の子として、アントワネットを描いた異色の作品ではあるのだけど、あのマリア・テレジアの娘とは思えませんねー。普通といってもいろいろあって、よくわからないのだけれども。。我ながら歯切れが悪いな…

 ナイト ミュージアム

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こういうお茶の間作品みたいなのは結構好きで、これも楽しめました。ちっこい人がわらわら出てくるのが楽しい! このちっこい人たち、アメリカ人(開拓時代?)とギリシャ人(スパルタとかそのあたりかな)かと思いますが、まあ狭い世界で毎晩戦っているんで…